広き檻の中で A:「笹原晋也だヨ!」
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どうして晋也は私を見てくれない?愛してくれない?私がこれだけあいしているのに!
あんな女より、断然私の方が良いのに!
そうだ……なんで晋也はあの女が好きなんだろう……それを聞いてみれば、思い直すかもしれない。
私は寝たままの志穂を蹴り、晋也の所へ向かった。




「ぜぇぜぇ…よ、よぉ。お、お、お嬢……」
もう晋也は虫の息だった。ペニ〇がぱんぱんにはち切れそうだというのに、なんで我慢なんかするんだろう。
私の方が我慢できなくなってしまいそうだ。
グニ
晋也のペニ〇を足で踏み付ける。それだけで私の足の裏は我慢汁でべとべとだ。
「うぅ…」
小さく呻きをあげる。
あはは!かわいい。また新しい晋也をみちゃった。
「ねぇ、晋也?私の事、好きになった?」
「…の、No―だ。」
なんで…まだ耐えられるの?
「ねえ、どうして?なんであの女が好きなの?志穂のどこがいいの?……すぐに暴力を振るうし、
口は悪いし、女らしいことも、かわいいしぐさもできない。
……胸が小さいのは私も一緒だけど……
でも、私の方が晋也と釣り合うわよ!晋也を誰よりも幸せにできるわよ!!!
だから……だから私を選んでよ!!私を……私だけをみてよ!!!晋也に愛されないだけで……
苦しくてどうしようもナイノヨ!!!」
言葉が続く度に足に力がこもる。あぁ……今度は少し濃いのがドプって溢れてきた………
足の裏、気持ちイイ……これだけでもイッチャイソウ。
「す、すぐに暴力を振るって、口が悪くて、女らしくなくて、かわいいしぐさもできなくて、
胸の小さい女が好きなノ!…へ、っへー……注文細かいだろ……」
「この!この!このぉ!イカせてあげないわよ!!」
「うぅ…あ、あ……やっぱ、も、もう、ダメだぁ……限界……放ってくれぇ」
全身を振るわして耐えてる。……そんなに苦しむ必要なんてないのに………
そうだ、そうだわ…
志穂が…志穂の存在が、私の晋也を苦しめているのね…だったら…もうクルシマナイヨウニ、
シテヤレバイインダ!!!
マッテテネ、晋也。


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