第5話 『黄道町へ…』
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「魔剣王、何をしていた?」
「フクツ!?どうしてここに…?」
「診療所の近くであれだけ派手に花火をあげたのだ、気がつかない方がおかしい」
「ありゃりゃ…」
「魔剣王よ、気に入った陣営に過度に肩入れするのはどうかと思うぞ」
「そうかしら?私は私が正しいと思った事をしているだけよ」
「まあ、それも良かろう…」
「ねぇフクツ、誰があの子を手に入れるか賭けない?」
「…魔剣王がこれ以上ちょっかいを出さないのならな」
「決まり、フクツは誰に賭ける?」
「大槻陽子に10万円」
「じゃあ私はあの占星術師のお嬢ちゃんに10万ね」
「了解した」
「じゃあ結果を楽しみに…」
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