広き檻の中で 番外編 『この子どこの子?』 番外編3話
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「えっ?えぇ?」
まるで地球外生命体を見たかのように驚いている。
まったく、自分でここまでやっておいてそりゃないってよ。
「いいいい、いつからお、起きてた…の?」
「んー、飛び跳ねて起きたとこから。」
「って最初からじゃない!?」
意外と眠りが浅いため、ちょっとした物音でも起きてしまうのである。
「さてと……志穂も乗り気になってくれたようだし、始めますか。」
うーん、うれしいねぇ。今日はおにいちゃんと呼んでくれるし、寝てる俺の手を使って
こんなことしてくれちゃうし。やるねぇ……
が、ここで最大の障壁が俺の野望を打ち砕く。
「そうだ……ナミちゃんがいたんだった…」
別に邪魔というわけではないが、ヤってるまっただなかでみられたらやばいなんてもんじゃない。
プロレスだよ、なんかじゃ通じないだろ。
それになにより、志穂がナミちゃんの前でなんていやがる……
「……よ…」
「え?」
志穂がなにかぼそりと呟く。
「その……晋也がしたいようにして……いいよ……Hなことも…なんでも…」
「んなっ……ま、まじでか……」
最早脳内オンパレード。志穂の予想外の発言に、オブラート並みの薄っぺらい理性は
速攻でくずれてしまった。
「ほ、ほんとに、いいの?」
思わず声がうわずってしまう。
「うん……いいよ………晋也なら、なにしても……」
赤くほてった頬。潤んだ瞳。上目使い。何やら不安そうに服の端っこを掴んでいる。
ぼんっ
嗚呼、いままさに理性が壊れた。リミッターの切れた俺の大脳は、
最短でエ・ロ・プランを組み立てる。
カシャカシャカシャカシャーン!
「よ、よし、ちょっと外へ行こう。」
最低限、ナミちゃんにばれるのはまずい。そのためそっと起こさないように志穂と外へ出る。
ナミちゃんがいたから今日は寝るのが早かった。まだ十二時すぎだ。
「ちょ、ちょっと。こんな時間にどこに……」
手を引っ張りながらズンズン進んで行く。こうなったモードの俺は止まらない。
我が道突き進む!!
付いた場所は近場の公園。昼は子連れの親子で賑わうが、
こんな夜中では人っ子一人、犬っ子一匹いない。そんな公園のベンチに座る。
「こ、ここでやるの?」

「もち!んじゃさっそく。ここにこっち向いて立って。」俺の目の前をチョンチョンと指す。
「こ、こ?」
鶏じゃないよ?よくわからないように、言われたように前に立つ。
「んじゃ次に………下の服全部脱いで。」
「う、うん……」
ズボンとパンツを一緒に脱ぐ。志穂の秘部は既にヌルヌルとしていて、卑しい糸が連なっていた。
あー。なんか久々だから目茶苦茶バッキバキ。
「じゃ、口で……オケ?」
「わかった……」
下半身裸のまま、俺のズボンのチャックをあけ、ナニを取り出す。
「うぁ……なんか……いつもより固くない?」
やっぱり、志穂にもわかったか。
「うーん、やっぱ外でやってるっていうのがナイスエッセンスになってるからなぁ。」
「ん……えっち…」
「おやおや?さそったのはどっちかな?」
「う…うぅ…あう……んむっ!」
恥ずかしさを誤魔化すように、急に咥える。が、大きくなり過ぎているためか、
全部咥えきれず亀頭だけ咥えるかたちになった。
「んんっ…ふぁ……んちゅ、ぷぁ……ごめん……んぅ……ふぁ…ぜんぶ、
くわえらえひぁひ…ごめんへ…」
「いや、それもまた……一興……うっ!やべっそろそろ……」
集結した俺の欲望の塊が一気に放たれる。…ちょ、ちょっと早いのは言わない約束だぞ!?
「いいよ……はむ…んぅ……いつでも、ぷぁ…好きなだけ出していいよ……
んちゅ、ちゅるるる〜〜!!」
ドクン!
「んんっ!!ぷぁあっ!はぁ……うぁん…」
びゅっびゅっびゅるるっ!びちゃ……びちゃ……
志穂はよける事無く、もろに顔で浴びる。綺麗な志穂の肌を、まんべんなく汚していく……
「ぷはぁ…す、すごひりょう……あついよ…晋也の…せーひぃ…んくっ、んく、ちゅるる……」
受け止めるどころか、指ですくって残さず飲み下していく。
いつもは不味いとか言いやがって俺に拭かせていたが……なんとうれしいことかっ!
「ん?……ぷはぁ、どうしたの?晋也?目頭押さえて……」
「いやいや、おにいちゃんはうれしいだけだよ。」
「そう……よかった、おにいちゃん。」
ぼんっ!
イッツブロークンマイハート!この状況でそのセリフ。……動き出した欲望は止まらない!
志穂が乗り気なら俺だって……

サワ…
「んん…ふぅ……あん…」
志穂を立たせ、胸を触る。…揉む、というのは多少誤植になるため触る。
まぁ、こうすれば大きくなるというが……
既に固くなった乳首を中心にいじっていく。右は舐め、左は摘む。
「んんぅ…やぁ……き、きもちいいよぉ……しん、やぁ……あぁっ。」
快感に耐え切れず、志穂が俺の頭を抱え込む。甘く、熱い吐息が首筋にかかり、
こっちもゾクゾクする。
摘んでいた左手を下の秘部へ。
クチュクチュ……
「うは……洪水とはこのことだな……」
溢れるトロトロの液は既に志穂の太股をぬめらしていた。
いつも感じやすい志穂だが、今日は更に多い。やっぱり外でということからか。
「ねえ、しんやぁ……あぅ……も、もう我慢できないよぅ………」
よく見ると膝がガクガクしていた。立つのもままならないようだ。
「よしっ。んじゃあこっちに……」
ヒョイっと両脇に手を入れ、持ち上げる。相変わらず軽いなぁ……というか。
「おろ?志穂、背縮んだか?」
「馬鹿……そんなわけないでしょ……晋也が大きくなったんでしょ……」
そうかぁ。やっぱり最近身長伸びたなぁ。
「ん……ねぇ、はやくぅ……」
「ああ、悪い悪い。」
持ち上げられたままの志穂が我慢できないといった様子で体をよじる。
そのまま秘部にそそり立った棒にあてがい、ゆっくりとおろす。
ズズッ…ズブズブ……
「んっはぁ…んぅ……は、入って来るよ……おおきぃよぉ……」
ニチュッニチュ…クチュクチュ……
「うわ……きっついなぁ……」
「そ、そぅ?…ん……んふ……ふふふ…気持ち、いい……あんっ!」
「ああ、いつもより……イイッぞ!」
「あふ…あん……うぅ…え、へへ……うれひぃ………んむ…んぅ…ちゅぷ……」
そのまま何度も濃厚なキスをする。それだけでもくらくらだ。
「んん、ふぅ……あ、ああっ!いいよ、気持ち……あっ……いいよぉ……」
やばい……そろそろ……
「いく?いきそう?……んあ…あぁ……ふくらんできたの、わかるよぉ…あ…」
やっぱりばれたか。最近この時はよくリードされる。いかんなぁ。
「中、中。……全部中に出して……ぇ……いいっ……うぅん…わたひも、子供欲しい……」
艦長!Goサインが出ました!中だしok!こんな沸騰し切った脳みそじゃあ計画なんざ意味もなし!

「うっ!」
ドクッ…ドクッ…
「うああぁ…はぁ……んぅ…出してっ全部中にぃ………ん、きゃあああっ……
すごい、いく、いっちゃうぅ!」
俺がいくと同時に、志穂の体も痙攣したようにいった。相変わらず相性いいなぁ。
「はぁ、はぁ……よかったぜ、志穂……」
「んふぅ…んん…わ、わたしも……よすぎて、うごけないぃ……腰抜けちゃったぁ……」
余韻に浸りたいところだが、ここは屋外。人に見られる可能性は大なのだ。急いで後片付けをし、
二人よりそってベンチに座る。
「Aha〜。なんか目茶苦茶よかったぁ。」
「最近はよくなかったの?」
「いやいや……まぁ、正直マンネリ化してたけど……」
それを聞いた途端、志穂が焦ったように言い迫る。
「あ、じゃ、じゃあ、晋也がしたいなら、いつでも、どこでも、なんでもしていいよ?
わたし、頑張るから。晋也に……居て欲しいから……」
……いつでも、どこでも、なんでも?だとぉ!!フォァーーー!!!
「俺は容赦しないズェ?」
「うん、晋也が喜んでくれるなら、なんでも……」
そういいながらすがりよってくる。な、なんだ?いつもの強気な志穂じゃないぞ???


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