広き檻の中で 第24回
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所変わってお嬢の部屋の前。
ここに来るまでに多大な労力をかけた事を察していただきたい。生きた心地がしなかったヨ!
コンコン
「入って来て。」
ノックをすると速攻で返事が来る。待ってましたと言わんばかりだ。
ガチャ
言われたとおりに入る。逃げちまえば?という考えもあったが、遅かれ早かれこうはなるんだ。
ちゃちゃっと済ましちゃえ。
「ふふ、待ってたわよ……晋也……」
あーあー。あんなに無垢な笑顔を見ると罪悪感が募るね。ホント。
「んで……俺が賞品な訳なんだけど………お望みは?」
「……きて…」
そう言ってベットの上で両腕を前に出し、ハグハグ(死語)を所望する。いやっはー!かわいらしいねぇ。
「後悔するなよナ!すっげぇ痛いらしーっすよ。」
軽く脅し。
「う……うーー………だ、大丈夫!初めだけなら。」
据膳食わねばなんとやら。ここまできたらやらなきゃ男の恥だ。
(一発やっちまえばおとなしくなるのでは?)という邪な考えは心の秘密だ。
「そんな鬼畜な考えはいかんなぁ、純也君。」
「……?純也が…何?」
「いえ、自分との戦いです。」
擦り付けを終え、お嬢に近付く。
「じゃ、……遠慮無くいきますよ。俺も上手いって訳じゃないっすよ?」
「うん……」
ゆっくりと服を脱がしていく。まだブラもいらないんでねぇの?ってぐらい小さい。
汚れの無い乳首が露になる。真っピンクだ。そっとその胸に触る。
フニ……
おぉ?
フニフニフニ
ヲヲヲ!
フニフニフニフニフニ……
「さ、触りすぎよ!晋也…んやぁ…」
は!イカンイカン。あまりの触り心地の良さに夢中になっちまった。
こう…なんつーか……小さいのもイイ!
あ、いや。ロリコンじゃねぇぞ。そこんとこはハッキリしとこう。

 

数学的に言えば、許容範囲≦貧乳≦巨乳≦許容範囲、みたいな。

 

「ん?」
気付くとベットが少しぬれていた。みてみるとお嬢の下着からねっとりとした蜜が溢れていた。
「お嬢……もう感じてんの?」
意地悪く聞いてみる。こんな時ぐらい立場逆転だ。
「ん…ふぁ……わからないけど……晋也に触られてるって思うと……んぁ…体、熱くなって……」
……罪悪感倍増。そんなに俺を思ってくれるなんてなぁ………
だがすまんな。体はまだしも心までお嬢に向ける事はできんのですよ。
早く終わらせようと、パンツまで脱がす。股からはいやらしく糸を引くように愛液が付いていた。
「そんじゃ、入れるぜ……」
「う、うん……」
もう何百年も生きてきた当主の迫力は無く、一人の少女と化していた。
濡れそぼった秘部に剛直をあてがう……っつーか狭いなぁ……
グッ…グググ…
少し無理やり気味に入れていく。亀頭がすっぽり埋まった辺りで………
「いっ……痛い!痛い!痛い!」
半泣きで背中をひっかいてくる。
「が、我慢しなさいって!」
そんなに騒がれるとマズい。が、間髪入れず一気に差し込んだ。
ズズズズズ!
「っああぁ〜!」
「は、入った……お、お嬢…もうちっと緩めてくれ……キツすぎていたい。」
「だ、だってだって……い、痛すぎるぅ〜…」
しょうがない。なれるが一番。俺は少し無理しながらも腰を動かし始めた。

ズッ、グプッ、ヌプ…
「あ、あん…んん……んぁ、あぁぁん…」
始めから濡れていたせいか、声色が甘くなってくる。
なんか………初めて聞くお嬢の声に興奮しちまったい。こうなるといぢめたくなるのは俺のS心か。
「あらあら、お嬢。相当Hな体に宿ったみたいっすねぇ〜。」
ニチュニチュズグ
カァ〜〜〜〜
っというぐらいにお嬢の顔が赤くなる。
「あぁ、んぅ……ふぁ!あぁぁ!そ、そんな事………」
「なくもないだろ?こんなに濡らしながら感じて………」
い、いかん。あまりの快感に『地』がでてきた……抑えんと…
「ほら……どんな気持ちか言ってみないとわからんよ?」
「ん……はぁ…あ、あ!気持ち……気持ちい……晋也が……晋也のが気持ちいい!」
「グッジョブだ!」
それを聞き、腰の動きを更に早める。
グ、グプグプ、ニチュニチュ、ズグズブブブ………
「あー!あー!わ、私、もう…だ、めぇ〜」
「くっ!」
射精感が込み上げた瞬間、一気に腰を引き抜く。さすがに中はまずいっしょ。
ドクンドクン
「ふぁ、っぷ……あ、あついぃ〜……」
吐き出された精がお嬢の体中を汚していく。
「は、はぁ〜……」
一通りだし終わって、ベットに蹲る。
………ついにヤっちまった……まぁ……後悔はない…かなぁ…
「これで少しは落ち着いてくれれば万々歳なのですが。」
言ったが遅い。もうお嬢は眠りこけちまった。残・念!!!


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