広き檻の中で 第19回
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その日は一日中佐奈様を探し回りました。二人とは顔を合わせずらかったので、別行動を取りました。
「佐奈様ー!」
取りあえず書庫の中を探していると………
ガチャ
「あ、純也さん〜。」
奈緒さんが入って来ました。なんだか……妙に色気を意識してしまうのは気のせいでしょうか。
「あ、あぁ……奈緒さん……ここにはいませんでしたよ。」
「そうですか〜。どこにいったんでしょうねぇ。」
心配している様な言い方ですが、顔が笑顔なのは何故でしょうか?
「ふぅ…少し探し疲れちゃいましたね。此所で休みましょうか。」
あまり二人っきりになるのは断りたかったんですが…
「えぇ、休みましょう。」
そう言ってしまいました……
ゆっくりと僕の方へ歩み寄って来ますが………何だか歩き方が変です。
「どうかしたんですか?足でも挫いたんですか?」
「ふふふ……わかってませんねぇ。昨日のせいですよ〜。」
昨日……あぁ、そういう……
それを聞き、その光景を思い出すと……
「……あ…」
体は正直とはこの事でしょうか。ズボンの中が膨れ上がってしまいました。
……奈緒さんにも凝視されています……目茶苦茶恥ずかしいです………
「あらぁ……ふふふ……昨日の事、思い出しちゃったんですねぇ。」
そう言って膨れ上がった部分を擦ってきます。
「うぁ……」
変に緊張しているせいか、やたらと敏感です。少し触られただけで自分でも驚くほどに脈打っています。
「う〜ん……苦しそうですねぇ……此所で出してあげてもいいんでスケドォ……
昨日の今日で少し痛みますからねぇ………」
少し考えるように俯きながらぼやいていると………
「そうだ!」
急に明るい顔で叫んだと思ったら、膝立ちになってしゃがみ込み、突き出されたチャックに手を掛けます。

「うわ!な、奈緒さん!なな、何を!?……うぁぁ……く……」

ズボンの中から一物を取り出し、グニグニと扱き始めます。
「うわぁ……こういうのって火傷するほど熱いって聞いてましたけど、本当なんですねぇ。……あら?」
ジュッジュッ
扱かれる度に先走り汁が溢れてきて、奈緒さんの手を汚していきます。
「あ、ぅぁ………」
その罪悪感が快感へと変わっていき、更にペニ○は堅さを増していきます。
「ふふふ……すごいですねぇ……こんなに……ジュル…」
「うわぁ!」
突然さきっぽを舐められ、腰が砕けそうなほどの快感が走りました。
「ん……はむ…ジュル…ジュッ。」
アイスバーのように舐めとられ、唾液でベトベトになってきます。
「んんー!…ジュルジュルッ!…チュ…チュルルルルー!…チュポ…んふぅ…」
「うがぁ…はぁはぁ…ぅ……」
まるでストローのように吸われ、もうイク寸前と言う所で咥えるのを止められました。
「え……あっと……」
ジュッジュッ
「あはっ……女の子みたいな声、かわいいですねぇ……そんな辛そうな顔しなくても、
ちゃんとださせてあげますよぉ。……んぁ…」
そう言って微笑むと、再び咥え始めました。

「ん、……ん、ん、ジュルジュル…ジュ……チュル、チュル…んふ…」
「あぁ!奈緒さん!イク!いきます!!」
頭に手をつけ、自分から腰を動かしてもっと奥まで突き入れます。
「ん、…ジュジュ…だ、…んぅ、だひて…チュルルルルー!…口のなひゃにだひて…ジュル…ください」
その言葉がスイッチのように、奈緒さんの口の中に精液の塊をはきだしました。
ドクッドクッ!
「ん、んんんー!…んふぁ……んく、んく………けほ、けほ!」
口に入った物を飲み切れず、少しむせてしまっています。
「あ、ご、ごめ……」
「ごめんは無しですよぉ。私が好きでやったんですから……」
「はい…」
全てを出したような快感によって朦朧とする意識の中………


ガタン



本棚の奥から物音が聞こえましたが、気にする気力も残っていませんでした………


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